課題解決事例 #31
紙構成品の印刷再現性改善
提案業界 | コンバーター |
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トラブル内容 | 印刷のカスレが発生 |
対象物 | 紙構成品の表刷り印刷品 |
お客様の課題・お困りごと
紙構成品の表刷り印刷はカスレ現象が発生しやすく、印刷再現性を改善したい。
当社のご提案内容
カスレ現象を抑えるべく、製版方式を彫刻方式から腐食(レーザー製版)方式への変更を提案しました。彫刻方式では、ピラミッド形状のインクポケットの為インキの転移率が非常に良好ですが、塗布量は限定されます。それに比べてレーザー製版では高解像度で自由にセル形状、スクリーン線数、スクリーン角度を設定し焼き付けすることができ、エッチングを制御することにより版深度(セルの深さ)も調整することが可能です。インキの塗布量を増加させて印刷再現性を向上させることが出来ます。
提案ポイントとお客様のご感想
以前の印刷仕上りではカスレ現象が発生して見栄えが良くありませんでした。インクの塗布量が向上したことにより発色が向上し見栄えも改善することが出来ました。